循研の活動

最先端に触れる

研究セミナー

研究で成果を上げるためには、視野を広く持つとともに、分野の最先端に触れている必要があります。そのために循研はセミナーと研究会を開催しています。セミナーは最先端の研究に触れることを目的としており、国内外から講師を招いて1回完結型のセミナーを開催しています。また、統計セミナーや医学英語セミナーなど一定期間テーマを決めて開催するセミナーシリーズもあります。

研究コミュニティ

共通のテーマについて多くの研究者が様々なアプローチで研究をすることが研究分野の発展には効果的です。このような研究者の集まりを研究コミュニティと言います。循研も研究コミュニティの1つと言えます。
循研では、外部の研究者を招いて定期的な研究会を開くことで、積極的に研究コミュニティを作っています。研究コミュニティでは、外部から見た自分の研究の価値を教えてもらえますし、他の研究の中で自分を相対化して考えることで、研究の方向性を見定めることもできます。研究コミュニティが成熟してくると、より深いコミュニケーションができるようになります。そのため研究コミュニティは、共同研究や人材流動性(次の職場や留学先をみつけるなど)のゆりかごになります。
学会での出会いは時間が限られており初対面のことも多いので、問題発見・解決力の瞬発力が試されます。研究コミュニティでは多様な研究者とじっくり話ができるので、より深く考え、相手の考えを理解し、自分の考えを理解してもらう持久力が鍛えられます。循研メンバーは、研究会で自分のプロジェクトが分野全体のどんな場所にあるのかを実感し、自分たちの問題発見・解決力を試すことで研究へのモチベーションを得ています。