久留米大学循環器病研究所の新着情報

新着情報

大動脈分子病態研究会2017を開催しました!(2017.8.31)

循環器病研究所では8月10日に、大動脈分子病態研究会を開催しました。謎が多く研究者も少ない大動脈疾患の解明を進めるために、研究者が最新の知見を持ち寄る研究会で、2008年から開催しています。

大動脈分子病態研究会2017を開催しました.001

今年は全国14施設から40人の参加があり、大動脈瘤や大動脈解離について様々な観点から9つの演題が発表されました。

研究会後は焼き鳥屋で研究の苦労や将来について語り合い大いに盛り上がりました。

ご協力、ご参加くださった皆様に御礼を申し上げます。

大動脈研究会2017プログラム

『ひらめき☆ときめきサイエンス』を開催しました!(2017.8.31)

恒例となった「ひらめき☆ときめきサイエンス」を7月30日に開催しました。これは科研費による研究の面白さを知ってもらうための日本学術振興会の事業で、高校生21人を研究所に迎えて楽しい一日を過ごしました。

研究の意義や内容を紹介し、一緒に実験しながら仕事やキャリアについて高校生の皆さんと考えました。受講した高校生の皆さんからは、実験や研究者・医師としての経験談は大変好評でした。佐々木健一郎先生のイニシアチブによる心臓のパズルと、研究者・医師へのQ&Aコーナーは特に好評でした。研究所メンバーとしても改めて自分のキャリアを振り返る機会になりました。

本プログラム実施にあたり、ご協力くださった皆様に御礼を申し上げます。

ひらめき2017循研HP#1

ひらめき2017循研HP#2

 

循研ピアレビューを開催しました!(2017.8.31)

今年も7月25日〜27日に循研ピアレビューを開催しました。循研ピアレビューは科研申請書を題材とする集中トレーニングで、申請書を強化するとともに論理的な考え方を鍛える年1回のイベントです。具体的な内容はこちらをご覧ください。ピアレビュー2017

循研ピアレビューでは問題解決に向けた「考え方のフレームワーク」を導入しています。「フレームワーク」については「雑感」の関連記事「問題解決フレームワーク」(2017.8.31)をご覧ください。

循研では従来から、4つの観点(重要性、独創性、リアリティ、読みやすさ)で申請書の評価について参加者が共通認識を得られるようにしています。また、3段階の論点(問題点、良いところ、売り)により方向がぶれないようにしています。

今年は、7月11日の記事にあるように理解の枠組みを導入しました。研究初心者だけで実施する循研ピアレビューですが、メンバーは素晴らしい集中力、積極性を発揮し、全員が協力してプロ研究者並みのディスカッションを繰り広げ、納得のいく結論にたどり着きました。

循研ピアレビューは、このような経験をもとにさらにフレームワークを進化させ、成長を続けています。