久留米大学循環器病研究所の新着情報

新着情報

循環器病研究所は移転しました!(2018.7.25)

循研移転循環器病研究所は医学部C棟から、新築された基礎3号館に移転しました。

新しい研究室は明るく綺麗で、より実験しやすい環境になりました。

基礎3号館には循研、分子生命科学研究所、動物実験センター、バイオ統計センター、ビジネス研究所医療経営分室、ベンチャー企業などが入居します。異分野の研究者と交流することで、今までにないアイディアを生みだし、新しい研究を発展させることを目指しています。

循研の移転に際して、基礎3号館建築や移転実施などで数多くの方々のお世話になりました。また循研内部でも、移転スケジュールに合わせて様々な業務を調整していただきました。ご尽力、ご支援くださった皆様に厚く御礼を申し上げます。

今後とも循研活動へのご支援をお願い申し上げます。

「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受賞しました!(2018.7.25)

ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞ひらめき☆ときめきサイエンス」は、科学研究費による研究成果の社会還元・普及を目的とする日本学術振興会の事業です。循環器病研究所では「ひらめき☆ときめきサイエンス」を継続的に開催しており、高校生の皆さんを研究所に招いて研究の一端を体験して頂いています。

この継続的な活動に対して「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受賞いたしました。毎年の開催にご協力いただいている近隣高等学校のの皆様および久留米大学関係者の皆様に御礼を申し上げます。

大動脈分子病態研究会2017を開催しました!(2017.8.31)

循環器病研究所では8月10日に、大動脈分子病態研究会を開催しました。謎が多く研究者も少ない大動脈疾患の解明を進めるために、研究者が最新の知見を持ち寄る研究会で、2008年から開催しています。

大動脈分子病態研究会2017を開催しました.001

今年は全国14施設から40人の参加があり、大動脈瘤や大動脈解離について様々な観点から9つの演題が発表されました。

研究会後は焼き鳥屋で研究の苦労や将来について語り合い大いに盛り上がりました。

ご協力、ご参加くださった皆様に御礼を申し上げます。

大動脈研究会2017プログラム

『ひらめき☆ときめきサイエンス』を開催しました!(2017.8.31)

恒例となった「ひらめき☆ときめきサイエンス」を7月30日に開催しました。これは科研費による研究の面白さを知ってもらうための日本学術振興会の事業で、高校生21人を研究所に迎えて楽しい一日を過ごしました。

研究の意義や内容を紹介し、一緒に実験しながら仕事やキャリアについて高校生の皆さんと考えました。受講した高校生の皆さんからは、実験や研究者・医師としての経験談は大変好評でした。佐々木健一郎先生のイニシアチブによる心臓のパズルと、研究者・医師へのQ&Aコーナーは特に好評でした。研究所メンバーとしても改めて自分のキャリアを振り返る機会になりました。

本プログラム実施にあたり、ご協力くださった皆様に御礼を申し上げます。

ひらめき2017循研HP#1

ひらめき2017循研HP#2

 

循研ピアレビューを開催しました!(2017.8.31)

今年も7月25日〜27日に循研ピアレビューを開催しました。循研ピアレビューは科研申請書を題材とする集中トレーニングで、申請書を強化するとともに論理的な考え方を鍛える年1回のイベントです。具体的な内容はこちらをご覧ください。ピアレビュー2017

循研ピアレビューでは問題解決に向けた「考え方のフレームワーク」を導入しています。「フレームワーク」については「雑感」の関連記事「問題解決フレームワーク」(2017.8.31)をご覧ください。

循研では従来から、4つの観点(重要性、独創性、リアリティ、読みやすさ)で申請書の評価について参加者が共通認識を得られるようにしています。また、3段階の論点(問題点、良いところ、売り)により方向がぶれないようにしています。

今年は、7月11日の記事にあるように理解の枠組みを導入しました。研究初心者だけで実施する循研ピアレビューですが、メンバーは素晴らしい集中力、積極性を発揮し、全員が協力してプロ研究者並みのディスカッションを繰り広げ、納得のいく結論にたどり着きました。

循研ピアレビューは、このような経験をもとにさらにフレームワークを進化させ、成長を続けています。

 

循研ピアレビューを開催します!(2017.7.11)

今年も恒例の循研ピアレビューを開催します。ピアレビュー図2017

循研ピアレビュー(http://kurume-junken.com/activity/)は若手が力を合わせて科研申請書をブラッシュアップするイベントです。研究申請書の意義、独創性、実現可能性を全3回のディスカッションを通じて探ります。

7月25日(火) 問題点はどこに?

7月26日(水) 売りを探せ!

7月27日(木) 突破口はどこだ!

いずれも18時開始です。

今年は新たな挑戦として、3日間連続で開催しディスカッションの密度を上げます。さらに循研で使っている「理解の枠組み」でプロジェクトの全体像を捉え完成度の向上を狙います。

興味のある方は、循環器病研究所にお問い合わせください(http://kurume-junken.com/contact/)。

アンケート御礼(2017.2.11)

心臓・血管内科(3内科)の先生方へのアンケートでは多くのご回答を頂きました。

ご協力くださった皆様に御礼を申し上げます。

調査結果概要を解析後に公開予定です。

ご協力くださった皆様には、より詳しい結果をお送りいたします。

有難うございました。

心臓・血管内科(第3内科)の先生方にアンケート調査を実施します!(2016.11.11)

心臓・血管内科(第3内科)同門および医局員の先生方

いつも研究活動へのご支援をありがとうございます。

より良い研究体制を目指してアンケート調査を実施いたします。

こちらのリンクからアンケート回答フォームにお進みください。

(↑ 調査終了のためリンクは削除しました。ご協力有難うございました。)

これからもご指導、ご支援のほどお願い申し上げます。

久留米大学 循環器病研究所

青木浩樹

雑感に「理想のボス」を掲載しました!(2016.10.7)

雑感に「理想のボス」を掲載しました。

教室初のロコモ検診を行いました!(2016.9.28)

 2016%e5%b9%b4%e3%83%ad%e3%82%b3%e3%83%a2%e5%81%a5%e8%a8%ba_%e6%8a%9c%e7%b2%8b骨格筋の減少や筋力の低下(サルコペニア)、骨量減少による骨粗鬆症、関節軟骨性による変形性膝関節症は加齢とともに増加します。これらは日常運動機能の低下、転倒・骨折のリスク上昇をもたらし、将来の要支援・要介護率を増加させます。日本整形外科学会は世界に先駆け、この症候概念を「ロコモティブ・シンドローム」と提唱し、その啓蒙活動・早期発見・予防治療介入に取り組んでいます。

 心臓血管病の患者さんは症状の悪化や再入院を恐れ、無意識に活動性を低下させているかもしれません。その結果、健常人に比べて比較的早期にロコモティブ・シンドローム状態に陥っているかもしれないのです。心臓血管病患者さんの生命予後に腕や足の筋力、握力が関与しているとの報告も最近見受けられます。「ふくらはぎ」は「第2の心臓」とも言われています。その筋肉が衰えることは健康度低下につながると考えられます。

 今回私たちは、田主丸町柴刈区の住民の方々を対象に、本年7月から約2ヶ月間に渡って「ロコモティブ・シンドローム検診」を行いました。現在抱えておられる心臓血管病や高血圧、糖尿病、脂質異常症などについての情報収集、体組成測定検査、骨密度測定検査、各種運動機能・筋力検査、血液検査、認知症検査をすべて無料で行い、その結果をもとに幅広い生活指導を行いました。

 心臓血管病と運動機能障害の両面から同時に生活指導を行う健診事業は、我が国が今後迎える超高齢化社会への対策事業として必要かもしれません。

 

 

アーカイブを見る